FC2ブログ

お嬢様との棚ぼたエッチで人生逆転(SS・第三回前編♀)

いつもありがとうございます。
新しいSSです。
よかったらどうぞ。

●タイトル●
「お嬢様との棚ぼたエッチで人生逆転」

●内容●
 架空の国「ニホン」が舞台。
 お嬢様とエッチさせてもらえたのをきっかけに、
 底辺男子校生の人生が逆転する……!?

●目次●*Hありの回には「♀」がついています。
 第一回 ダメだからこそチャンスが来た
♀第二回 ハンドセックスのチャンスが来た(前編)
♀第二回 ハンドセックスのチャンスが来た(後編)
♀第三回 メス穴セックスのチャンスが来た 前編
♀第三回 メス穴セックスのチャンスが来た 後編
♀最終回 人生逆転学園ハーレムエッチ

●主な登場人物●
◆S男(えすお)
 能力もルックスも低い男子校生。
 現金な性格。

◆染井 桜(そめい さくら)
 才色兼備のお嬢様。エッチは好きな方。

◆胸平 純(むねひら じゅん)
 桜のクラスメイトでお付きの女子。毒舌家。

●その他いろいろ●
・本作は短編です。
・種類はエロラノベ。
・後日、投稿サイトにもアップします。

●本文●*文庫本で60P位の分量です。

♀第三回 メス穴セックスのチャンスが来た 前編

 能力が低くて友達のいない、極めて魅力に乏しいS男。彼がクラスメイトであり、大企業のお嬢様である染井桜と肉体関係をもった翌日のこと。
「染井さん! 今日もオレと組んでくれるかい!」
 異性交遊授業――昨今の少子化、晩婚化、超高齢社会対策。思春期の頃から異性と積極的に交流させることで、子作りをうながそうという、このニホン国の特別カリキュラムが始まった。S男はすぐさま染井桜の元へ行き、元気に声をかけたのである。
「S男さん。今日は随分と、積極的ですのね」
 黒髪ストレートのニホン美人。才色兼備で大企業の息女という、染井桜お嬢様は、少し驚いた顔をする。
「学園カーストド底辺男子様、図々しいにもほどがございますよ」
 お嬢様に常に付き従うメイドの胸平純が、眉をひそめる。黒く緞帳のようなワンピースと、ホルターネックの白いエプロン。それに、フリルを連ねたみたいな白いメイドキャップ。校則そっちのけのメイドルックである、短髪瀟洒な彼女は、僅かに不快そうに続けた。
「味を占めたのでしょうが、ご愁傷様です。昨日のことは、お嬢様のノブレスオブリージュ精神によるもの。高貴なる者の義務は既に果たしました。再びあなたのお相手を務める道理はございません。そこのところを、底辺男子脳でご理解くださいませ」
 辛辣なメイドに、よってきた男子たちが同意する。
「そうだそうだ! ぼっちのキモ男の癖に、調子乗ってんじゃねーぞ!」
「染井さん! おれ、今日は誰にも声をかけられてないんだよな」
「抜け駆けはよせ! 染井さん、俺も俺も。俺、昨日から童貞なんだよ。可愛そうだろ」
 いつも女子に不自由していない学園一のハンサムである池面もやってきて、二枚目らしく穏やかにアピール。
「ぼくも今日は、なぜか他の女の子と縁がなくてね。惨めな男に高貴な手をさしのべてもらえるとありがたい」
 メイドがげんなりした顔をする。
「昨日のS男様の棚ぼたをご覧になり、不幸を演出すれば、お嬢様とよろしくできると踏んでるご様子で。突然、モテなくなるなど不合理。都合のいいように女子を言い含めたと考えるのが合理的でしょう。なんと浅ましく愚かなこと」
 当のお嬢様は、少し困った様子だった。
「あらあらまあまあ……皆さん、そこまでわたしとシたいのですか? 年頃の男性にこぞって迫られるなど、女の下卑た優越感がくすぐられて、高揚してしまいますわ」
 困った表情をしているが、頬に朱が差し、瞳が少し潤んでいる。男子たちが騒ぐ。
「お、もう一押しって感じだぞ!」
「おれおれ、おれを選んでよ」
「いいや、このぼくだ。きみのような素敵な女性は、素敵なぼくこそ釣り合う」
 並ぶ机の隙間に立ち、じりじり近づき、あるいは机に上がって猛烈に主張。
「わっぷ……こりゃ近づけない……けど、負けるもんかよっ」
 最初に名乗りを上げたS男は、とっくに輪の外に押し出されていた。
「お嬢様を堕とすんだ……オレの女にするんだ……それには、こんなところで他の奴らに負けてる場合じゃない……!」
 力士みたいに自分の両方の頬を張った。気合いを入れ、カッと目を見開く。潜り込めそうな隙間を探し、思い切り飛び込む。
「くっ……どけよ畜生め……!」
 ひしめく男子をときには押しのけ、ようやくお嬢様の前にたどり着く。そして耳打ち。
「お嬢様。今日はあなたのしもべにご奉仕させてください」
「え、S男さん?」
 顔を他の男子たちに向けながら。お嬢様が横目で見る。意識を向けてくれたのを感じて、心の中でガッツポーズするS男。彼女にだけ聞こえる小声でまくしたてる。
「これまでずっとぼっちで、可愛げゼロのBBA教師と組まされたストレスはすごいんです。一回きりじゃ、割に合いませんよ。対してこいつらは、お嬢様ほどじゃありませんが、可愛い女子と気持ちいいことをしてきた。あなた様のお情けを乞うには恵まれすぎてます。こいつらを選ぶとしたら、あんまりじゃないですか。なにが、ノブレスオブリージュです」
 すると、お嬢様はこう言った。
「そ、そうですわね」
 自己アピールに忙しかった他の男子が、S男に気づいた。
「ああ! お前なにそこにいるんだよ」
「S男の癖に抜け駆けしようとしてたな? 生意気だぞ!」
「昨日お楽しみだったリア充はすっこんでろ!」
 全員殺気立つ。今にも飛びかかりそうな気配をまき散らす彼らに、お嬢様が告げる。
「お待ちになって。S男さんは、本日のわたしのパートナー。乱暴なさるのなら、それはわたし……いえ、わたしが属する染井家への挑戦と受け取りますわよ」
 皆揃って目を剥いた。
「え! 今日もそいつを選ぶの!」
「考え直してよ、ねぇ!」
 メイドも目を見はっている。
「お嬢様、本気ですか?」
 当人は即答。
「もちろんですわ。二言はなくてよ……」
「左様でございますか……」
 眉をひそめるメイドは、男子らに解散をうながした。
「聞いたとおりです。お嬢様は、ド底辺男子様を選択なさいました。負け組の皆様は、どうか引き下がってくださいませ。決定は覆りません。お認めください」
 男子のひとりが声を荒らげた。
「うるせぇ! おれは染井お嬢様に選ばれる権利がある。S男よりも少しだが成績はいいし、運動ができる。そんな奴より魅力があるんだ。おい、あばずれメイド、そこをどけ。お嬢様、ちゃんと考えろよな!」
 クラスで一番大柄で荒っぽいその男子は、S男に向かって飛びかかる。
「そこにいるなんて何様のつもりだS男! お前はいつも通りBBAとヤってろ!」
 男子たちは慌てて離れた。しかし、お嬢様は動かない。S男の方を向いて視線を落としている。
「お嬢様の前です。狼藉はお控えなさい!」
 メイドも動いていなかった。S男と大男の間に割って入るなり、素早く片手を突き出した。力を込めて指を閉じ、手首に垂直に立てた手のひらで、向かってきた大男の鳩尾を打つ。
「ぐへぇ」
 耳障りな呻きを上げ、大男がその場に崩れ落ちた、
「なっ……い、一発で……たった一発で、ずっと上背のある男子をのしちまいやがった」
 逃げなかったというよりは、大男の迫力に気圧されて立ちすくんでいたS男が、掠れた声を出す。
「知らなかった……胸平お前、すごく強いんだな……お前にのされたこいつって、確か格闘技系の部活に入ってたよな…………えらく華奢なのに、簡単に這いつくばらせるなんて、化け物かよっ」
「ただのメイドの嗜みです。明らかに乱暴されそうだったというのに、助けたメイドを化け物だなんて。ド底辺男子様も、わたしの嗜みの餌食になりたいのですか?」
 メイドは嗜虐的に微笑する。クラスメイトを打ち倒したというのに、平然としている。普通、男子をひねったのを誇るなり、仕方なくとはいえ、暴力を振るったのに罪悪感で狼狽えたりしそうだが、なにごともなかったかのよう。
「あら、静かになりましたわね。なにかありましたの?」
 お嬢様が顔を上げて小首をかしげる。
「いや。お嬢様が気にすることはなにもないさ。それより、昨日の場所へ移動しようぜ。ここじゃ、またうるさくならないと限らない」
「よろしくてよ」
 同意を得たS男は、担当の教師に教室を出ることを伝えた。いつもの女性教師は、騒動に無関心の様子。二つ返事で許可を出す。お嬢様とS男が一緒に教室を出る。メイドが続くが、退室して戸を閉める前、教室の者たちに向かって言った。
「その方は、じき目覚めます。少し眠っているだけですよ。転がして置いて構いません」
 S男とお嬢様とメイドは旧校舎に向かった。昨日と同じ教室に入る。放課後、お嬢様に掃除を押しつけられたS男が綺麗にしたので、性的に交わった痕跡はなかった。もっとも、最低限の掃除をした位では、使う者がいなくなった教室の退廃の空気は変わっていない。
「それじゃ、始めようか染井さん……いや、お嬢様っ」
 教室の中央。机も椅子も撤去されて開けた場所まで来たS男は、媚びた笑顔を浮かべる。
「今日はあなた様のしもべが、ご奉仕いたします」
 お嬢様が破顔する。
「あら、随分と礼儀正しい。わたしとあなたの身分の違いをわきまえてらっしゃる。よろしくてよ、S男さん」
「ありがとうございます。では、お嬢様のオマンコを舐めさせてもらっていいですか?」
「まあ」
「お嬢様を敬う気持ちは、ものを食べたり言葉を話したりする大事な器官である口で、女として一番大事な部分を愛撫させてもらうことで、表現したいんです。それがきっと、相応しい」
「うふ。卑屈ですのね。けれど、悪い気はしませんわ。あなたの言うとおり、立場をわきまえた者の敬愛表現として、適切ですわよ」
 満更でもない様子で承諾する。
 見ていたメイドが危機感に駆られた。
(いけません、お嬢様! それは罠ですっ)
 叫び出したい気分だったが、お嬢様は上機嫌。進言しても取り合ってもらえるかどうか。
(S男様……いえ、S男の言動は、偶然とは思えません。上流階級の人間らしい下劣な優越感を巧みにくすぐっています。そうして、お嬢様を自分のペースにはめてしまっている)
 狡猾な男子を睨み付ける。視線の先は、彼の股間だった。見間違えようがないほど、ハッキリテントを張っている。完全に勃起しているとしか思えない有り様だ。
(あの興奮ぶり。とても、女性器を舐めるプレイ……クンニできることだけに喜んでいるものではありません。その先への期待に溢れている。それはすなわち、本番セックスへの期待!)
 先ほど大男をのした手を握りしめ、わなわなと震える。
(言葉巧みにお嬢様を誘導、籠絡し、まんまといただいてしまおうという魂胆に違いありません。クンニなどは、通過点。しっかり愛撫し発情させ、お嬢様のノブレスオブリージュの精神につけ込む甘い言葉を投げかけ、なし崩しにいたしてしまおうという案配でしょう。なんと腹黒い!)
 地団駄を踏むように床を蹴る。
(男子三日会わざればと言いますが、昨日までのS男とはまるで別人……目の下にくまができ、やや頬のこけたあの顔つき。そんな疲れた外見だというのに、瞳だけはギラギラと光っているあの様子。一夜漬けで人心掌握術とセックス技術を身につけ、自信を持った風にしか見えません。なまなかな対応では、お嬢様の危険は防げない。かくなる上は)
 決意の目をして、S男とお嬢様の間に割って入る。
「お待ちください。お嬢様の前に、まずは私のお相手をしてくださいませんか?」
 柔らかいが冷たい声音に、お嬢様がきょとんとする。
「どうしましたの、純」
「私はご奉仕が役目のメイド。その私の前でお嬢様にご奉仕する資格があるのか、試させてください。日頃から全身全霊でお仕えさせてもらっている私としては、お嬢様が程度の低いご奉仕を受けるなど、我慢なりません」
「純……そうですわね」
 お嬢様が同意。
「あなたがそう言うのなら、構いませんわ。S男さん。わたしへのご奉仕は、純に認められてからになさって」
「ありがとうございます、お嬢様」
「いいえ。長年、わたしの世話をしてくれるあなたの言葉ですもの。尊重するに決まっていますわ……どうです、S男さん」
 水を向けられたS男は、訝しげな顔をしていたが、すぐに頷いた。
「もちろんです、お嬢様。あなた様のお言葉に、異存などあるわけがありません。喜んで、純……いや、純先輩のオマンコを、舐めさせてもらいます」
「それでは、わたしは見物いたしますね」
 一番近い壁際にあった椅子まで移動。楚々とした仕草で腰掛ける。
 お嬢様に聞こえない声でメイドが言う。
「ド底辺男子様が、意外とやり手で驚きました。付け焼き刃とはいえ」
 挑戦的な声音に、S男がニヤリとする。
「どうやら、オレの考えに気づいたらしいな。お前こそ、やるじゃないか」
「不遜でいやらしいそのお顔を、潰して差し上げたい……」
「おいおい、物騒なことはナシだぜ。とっくみあいになったら、圧倒的にこっちが不利。あんなでっかい奴を簡単にやっつける化け物女には、とても勝てない。セックスは別だがな」
 挑発的に言ってくる。
「なんですって?」
「予告してやる。オレはお前を派手にイカせる。それを見たお嬢様は、オレへの性的な興味が増すだろう。見た目によらずスケベなのは、昨日わかった。お付きの鉄面皮メイドが無様にビクンビクンしたとなれば、具合を試したくなるに決まってる」
「くっ……ド底辺男子様に把握されるなど、忌々しいことこの上ありません……確かに、その可能性は高いですよ。この授業で他の女性が乱れている様子を見る度に、お嬢様は大事な部分をびしょびしょになさる。それ位、性的な感受性がお強い」
「お前はお嬢様を守ったつもりだろうが、逆に彼女とオレを取り持つことになるんだよ」
「上手くいくとお思いですか?」
 今度はメイドがにたりと笑う。
「なに?」
「率直に言って、私はあなたが嫌いです。身分をわきまえずにお嬢様をモノしようなど、ひねり潰してやりたい。物理的に。そんな方の愛撫で達するわけはありません。生物学的に、精神的にリラックスしていなければ、女は性的な快感を得られない。大嫌いな男に触れられるというのに、リラックスできるわけがないでしょう」
「そんなことか」
 S男が鼻で笑う。
「相手が嫌いだろうが、上手な愛撫を受けたら感じる。それが女のサガ。生殖本能を持って生まれたメスが逃れられない摂理。抵抗心なんて、オレが蕩けさせてやるよ」
「いいでしょう。その身の程知らずな自信を、打ち砕いて差し上げます。一生懸命頑張っても、女を感じさせられない醜態という形で。それを見ればお嬢様も、あなたへの興味を完全に失うでしょう。ご理解ください。あなたは決して有利ではない。むしろ、追い詰められているのです」
「そうかい……なあ」
 自信満々のメイドの様子に、少し考える素振りをし、S男が切り出す。
「もしもオレがイカせたら、キスしていいか?」
「はぁ?」
 メイドが顔をしかめる。
「昨日申し上げましたが、キスは愛情表現。大嫌いなあなたとするわけがない」
「怖いのか?」
「……え?」
「オレが勝つかも知れないと恐れているから、もっともらしいことを言って避けようとしてるだろう」
「安い挑発ですね。ですが、飽くまで拒めば、あなた様の戯言を認めることになってしまう……構いませんよ。どうせ、叶わぬ約束ですもの」
「よっしゃ。特典の約束ゲットだぜ。やる気出るな」
「なんです、妙に張り切って……もしや、私が好きなどと、恐ろしいことを言うのではありませんよね」
「好き、か……安心しろ。そんな綺麗なもんじゃない」
「どういうことです?」
「負ければわかるよ」
「なら、わからないままですね。とはいえ、あなた様の如きド底辺男子様のお考えなど、知らずとも人生になんの影響もないでしょう。つまりは無価値ということ。そんなものに関わらないことは、むしろ得と言えます」
「ほんと、慇懃無礼な奴だなぁ。こういうのも、お高くとまってると言うのかな」
「私としては、対応する相手に態度を合わせているだけ。あなた様には、コレ位でももったいないと思っておりますよ」
「低く見られてるよなぁ。そんだけ見下してるなら、もしもイカせられたら、中出ししてもいいか? オレの膣内射精相手になってくれよ」
「勝手にどうぞ」
 女としてはとんでもない申し出だというのに、あっさり承諾。もっとも、ゴミを見るより凄絶な顔をしているが。
「何度も申し上げておりますとおり、私は決して絶頂しません。なら、どんな約束だろうと、空しい妄想でしかないのです」
「自信家な女だぜ」
 そんなことを言っていると、何も知らないお嬢様がせかしてきた。
「どうしましたの、ふたりで小声で。時間は限られておりますのよ?」
「わるい、お嬢様。ちょっと打ち合わせをな。今始めるよ」
「不本意ですが、S男さまのおっしゃるとおり。すぐに始めます」
 ふたりは改めて向かい合う。メイドの背丈は、お嬢様と同じくらい。一六〇センチそこそこ。一七〇センチを超えるS男の方が上背がある。
「こうして見ると、お前って華奢だな。バックの染井家にびびって誰も何も言わないんだろうが、そのメイドルック。ふわっとしていて野暮ったいけど、腕とか首の付け根とかはぴっちりしてる。その細さを見るに、着やせするタイプっぽい。お嬢様と同じくらい、スレンダーなのかな。胸は結構大きい。九〇はありそう」
「あまりじろじろ見ないでくださいますか? 私はあなた様の恋人でもなんでもございませんのをお忘れなく。むしろ、大嫌いな男子様。目で犯す……視姦されているだけでも、全身をムシに這われている心地なのです。本題を早く済ませてくださいませ」
「へいへい。そんじゃ、荒縄を出してくれるか? 昨日、あっさり出して見せたんだ。持ってるだろ」
「どうしてそのようなものを」
「お前を縛るんだよ。負けそうになったら逃げたり、腕っ節に訴えたりしないとは限らないからな」
「それなりの根拠がおありのようですが、無駄に自信満々のご様子。あなた様に縛られる趣味などございませんけれど、どうせ私が勝つのですから構いませんよ」
 メイドはエプロンの下に手を伸ばす。昨日のように、あっさり拘束具を取り出す。黒光りする皮のリングをふたつつけた枷だった。
「んなのも持ってるのかよ。どうして昨日の、縛ったらやたら痛そうな荒縄じゃないんだ」
「あんな物に縛られる趣味はございません。当然でしょう。そんなことより、さっさとお着けください」
「しっかりしてるなぁ。じゃぁ、仰向けに寝てくれ。両手は頭の上に伸ばすんだ」
 メイドは言われたとおりの体勢になる。
「……これでよろしいのですか?」
「オッケーだ……よいしょっと……」
 S男は皮の拘束具をつけにかかる。メイドは嫌な顔をしたが、抵抗しない。協力的で、頭の上に両手を伸ばした体勢を維持した。
 きゅっ、きゅっ。
 長さを調節し、キツクはないが抜けもしない丁度いい長さにして固定する。
「こんなもんか。あんまりキツクしたら可愛そうだもんな。エロく恥をかかせて負かす気はあるけど、痛めつけるつもりはない」
「それはありがとうございます。その欠片ほどの良心と同じサイズ程度に、自分がお嬢様にちょっかいをかけていい身分でないのを悟る理解力もあれば、なおよろしいのに」
「絡むなぁ。しかし、そんな生意気なメイドだからこそかな。毒舌に反して大人しく拘束されるお前の姿、なんかドキドキした。真っ向勝負だと絶対に敵わない、結構可愛い女の子に手かせをしてるっていうのも、興奮の原因なんだろうけど」
「不気味なことを言う暇があるなら、さっさとすることをしてください」
「マイペースだなぁ……んじゃ、オマンコ舐めさせてもらうか。スカートをめくる。腰を浮かせてくれ。嫌いな男子に、クンニ前提でスカートをめくらせるなんてイヤだろうが、断らないよな」
「また、まさか逃げないよな、ですか。ワンパターンですね。流石、ド底辺男子様。言わなくても、忘れておりません。さぁ、どうぞ」
 両足を少し開き、足の裏を床に付け、股間を浮かせる。下半身だけブリッジした体勢の彼女の足下にS男が移動。膝で立って両手を伸ばす。そっとスカートの裾を摘まむ。
「話が早くて助かる。けど、積極的すぎないか? 普通、好きでもない男にスカートをめくらせるなんて、女子はしないぞ。もしかして、見せたがり? 露出狂?」
「ご自分の幼稚な判断力で、私を貶めないでください。こんなこと、早く済ませたいだけです。あなたにスカートをめくられ、中身を見られるとしても、なんにも感じません。ムシや動物に見られているのと同じですもの」
「どんだけ下に見てるんだよ。オレはそれなりに嬉しいけどな。跳ねっ返りだけど、結構いい女のスカートをめくって中身を見られるんだ。わくわくする。女を支配して言うことを聞かせてる感というか、そんな下品な優越感もあって、ゾクゾクしちまう」
「護身術で不埒者を成敗したとき、私を化け物呼ばわりしましたが、その心の方こそ化け物じみておりますよ」
「かもな……それ、ご開帳だ」
 躊躇いなくスカートをからげる。防寒具みたいに厚い生地と、反対に紙のようにヒラヒラしているエプロンを同時に鳩尾まで押しやる。
「そろそろよろしいですね?」
 返事を待たずにお尻を落とすメイド。S男は返答しなかった。神妙な面持ちで、下着姿の下半身を見る。
「これが女のナマのパンツ姿か。妙な感慨が湧いてくるな」
 息を詰めて見入る彼の視線は、かなり強烈。はっきりと情欲の雰囲気を纏っている。
「あまりじろじろ見ないでくださいますか? 不快です」
「見られて感じるタイプもいるが、お前もなのか? 見られるだけで変な気分になってくるもんだから、やめさせようとしてるんだろ。自分が不利だから」
「どうぞ好きなだけご覧ください」
 顔をしかめて許可。安い挑発だとわかっているが、あなたなど、なんとも思っていないと言った女としては、黙るしかない。
(たまたま出た言葉ではないでしょう。これまでを考慮すれば、意識的に弱みを突いていると考えるのが妥当。学業の成績が劣悪のわりに、妙に頭が回るものです)
 一方。S男は感嘆の溜め息を吐く。
「すました顔で、派手なパンツ穿いてるなお前。レースの黒いパンティーと、ガーターベルトストッキング。日頃から、セックスなんて興味なさそうな言動なのに。おしゃれしか考えてないギャルみたいな気合いの入れようじゃないか」
 太ももや股間、お尻は、年齢相応に肉付きがよく、ふっくらしていた。しかし、それらが纏うランジェリーは、ひどく大人びている。そのギャップに鼻を鳴らす。
「お嬢様にお仕えする以上、相応の姿でなければなりません。主人の顔に泥を塗る真似はしませんよ」
「確かに、安く見られるパンツ姿じゃないな。こんな格好のオマンコを、今から舐めさせてもらうわけか。すげぇ興奮してきたぜ」
 S男はうつぶせに寝る。前半身を床につけ、頭を浮かせた。股間に近づけていく。舌を伸ばせばレースの下着の膨らみに触れるという位置で、上目遣いでメイドを見る。
「舐めていいよな」
「いやらしい。そんなことを、いちいち聞かないでください。お好きにどうぞ」
「下劣な優越感の気持ちいい確認作業だからな。いちいちやりたくなるんだよ……そんじゃ、許可されたことだし、いただきま~す」
 長く舌を伸ばす。紫色を帯び、滴るほど唾液を纏った男子の舌の先が、ふくよかな下着の隆起に触れた。
(んっ……)
 メイドが胸中で鼻を鳴らす。
 ぴとぉ……。
 軽く圧力をかけてくる。浅い陥没感だが、秘唇は刺激に敏感な場所だけに、メイドはハッキリ感知した。
(ようやく始まりましたか……まったく、面倒くさいものです)
 横を向いて嘆息する。
「これがメイドのオマンコか。下着が間にあるけど、舌で弱く押し込んでも、プリプリした弾力が伝わってくる。しかも、体温で温かい」
 S男はぺろぺろ舐めだした。ネコがミルクを飲むみたいにし、肉唇同士の境目に繰り返し舌を這わせる。
「分厚いスカートを穿いてるもんだから、結構匂うな。蒸れた汗と女の体臭が凝縮されたこの匂い。しらふで嗅がされたらイヤだけど、エロいことしてるときはむしろ気持ちいい。セックスしてる実感が強くなって、胸の奥がゾクゾクする」
 夢中になって舐め上げる。
「デリカシーのない。女性は臭いを気にする生き物なのですよ? それをなんです。不可抗力で抑えきれない臭いの感想を口にするなど。流石、ド底辺男子様。恥をお知りでない」
 不快さで眉間に皺ができる。
(こんな方のお相手をしなくてはならないなど、災難です。無駄に自信がおありのようでしたが、することと言えば、バカみたいに舐めるのみ。少しくすぐったいだけで、なんてことありません。これでは、身代わりにならずとも、お嬢様は愛想を尽かしたでしょう)
 軽蔑の心が強くなる。一方、S男は機嫌よく含み笑い。
「へへ。パンティーにオレの唾が馴染んできたぞ。これでようやく、準備が終わった」
「準備? いったい、なんのことです」
「お前のパンティーの素材はコットン。隙間に温かい唾を流し込み、ベロで触れてその体温を常時伝えれば、穿いているときとは違う肌触りになる。こいつが、結構刺激的なんだ。このふざけた授業用の教科書で得た知識で、試すのは初めてだけど、これからやってみるというわけだ」
 S男の舌が改めて秘唇の溝に触れた。
「っ……!」
 これまでと違い、じわじわ押し入ってくる。いよいよ奥まで入ってくるのかと思ったが、違った。大陰唇を内側に巻き込み、小陰唇にしっかり触れ、突端が膣口をくすぐるという位置で止まった。
(なんですこれは……これでは、敏感な場所が三点とも同時に刺激されるではありませんか……まさかこの方が、そんな精密な舌愛撫をするというのですか?)
 こうなると、へたくそと断言するのに躊躇いが生まれる。緊張して唾を飲んだ次の瞬間、狙い澄ましたように舌が動き出す。
 べろ……べろ……べろべろ……。
 温かい唾液が染みたコットンのレースショーツ。それを纏う舌が、ゆっくり舐め上げる。感触を確かめるような、肉の大陰唇と粘膜の小陰唇、膣口をほぐす風な繊細な愛撫だった。
 しかし、弱々しくはない。初めてというだけあり、若干、自信なさそうだが、舌にはしっかり力がこもっており、ハッキリ刺激を感じる。
(うっ……本当に三点を同時に愛撫してくるとは……しかも、このやり方……なかなか上手いではありませんか)
 不快感の眉間の皺の雰囲気が変わってきた。股間からいっときも舌を離さず、常に纏わり付かせる愛撫を受けていると、甘い快感が湧く。休みなく続けられているので、それは間断なく張り付いている。消えるどころか勢いを増し、股間に発情の熱が起こりもする。
「効いてるな。オマンコが、ちょっとヒクヒクしてきた。間にパンティーがあるけど、触れてるベロは敏感な器官。ちょっとの反応も結構わかる」
「まるで鬼の首を取ったようなはしゃぎようですね。コレ位、なんだというのです」
「ただの始まりさ。まずは、発情モードのスイッチを入れてやってるわけ。お前のオマンコは、結構ソノ気になってきてるから、そろそろいいだろ。次のステップだ」
 舌に力が漲った。これまでのソフトさとは正反対の、肉溝を抉るようなパワフルな所作で舐め上げる。
 ベロォッ!
「ぅっ……!」
 された瞬間、股間に居座っていた性感が沸いた。膣にまで拡散する妖しい快美に、恥丘がぶるりと震える。
「今ビクッってなったな。気持ちいいんだな? べろ……べろ……べろべろ……れろれろ」
 続けざまに舐めてくる。舌使いに自信が宿り始めた。唾を吸って少し重くなった下着を押しつけられ、微細な編み目の凹凸を擦りつけられ、生硬で熱い舌の感触をなすりつけ、湿った吐息を吹きかけてくる。
「っ…………くぅっ…………!」
 ときどき、芸能人みたいにピンク色の歯茎を見せてしまうメイド。甘美はどんどん濃くなっていた。カラダは意志から勝手に離脱。確かな性の喜びに打ち震える。
(たいしたことはないと高をくくっておりましたが……言うだけのことはあるのですね……あうっ……気を抜くと性感に意識がいって、なし崩しにカラダが昂ぶります)
 性感とそれを認めたくない気持ちの妥結で、自然に寄った眉根から焦りの汗が滲み出る。
(お嬢様の慰労をしてきたお陰で、わたしのカラダは同年代の女子とは比べものにならない位、開発されています。だから、上手に刺激されると反応してしまう……まさか、こんな男子によって、ここまで感じさせられるとは……)
 抵抗の意識を集中させる。このままやられっ放しでいるつもりはない。
(ですが、ここまでです。陸み合いを重ねているからこそ、乱れ方も、堪え方も心得ているというもの)
 こっそり腰を動かす。傍目からは、性感でわなないているとしか思えないほど細かく巧妙に位置をずらし、刺激されるポイントをずらす。まともに受けていては、陥落は時間の問題。これは、女のカラダの構造上、避けられない。けれど、性感帯を刺激されないようにポイントをずらし、感度の鈍い部分を刺激させれば、かなり長い間耐えられる。
(お嬢様との時間を長く楽しむときや、一緒に果てるときに用いるテクニックを、こんな方の責めをやり過ごすために使うことになるとは屈辱です……このカリは、いつまで経っても私をイカせられずに途方に暮れる様子を笑うことで、晴らさせてもらいますよ)
 性感で上気した顔で挑戦的に口角を上げる。だまされているのに気づかないS男は、暢気に言ってきた。
「腰が動いてるぞ。そんなに気持ちいいんだな」
 メイドは胸中で嘲笑する。
(うふふ。勘違いしていますね。滑稽です。そのまま醜態を見せくださいね。溜飲が下がりますから)
 完全に小馬鹿にする。
 ところが。
「もっと気持ちよくしてやるよ」
「……え?」
 予想外なことに、S男の片手が伸びてきた。人差し指を突き出して、陰唇の上の方に触れる。
「まさか……!」
 思ったときには遅かった。彼の指先は、陰唇の奥。クリトリスがある部分を、ちょんちょんとつついた。
「っう!」
 全身性感帯。快楽を享受するためだけにあると言われる器官に、鈍い衝撃が走った。間に下着はあるものの、なにしろすこぶる敏感な部分。さらにいえば、そこそこの腕前のクンニで昂ぶっていた。少しの刺激にも、鋭敏に反応してしまう。
「お、今までになくビクッってなった。でも、まだ余裕ありそうだな。徐々に刺激を強くして、丁度いい強さを探り当てるとしよう」
 蓋を開けて中身が露出した機械を点検するみたいに、爪先でつついたり、指の腹で叩いたり、指を押し当てて撫で回したりする。
 つんつん……とんとん……くりくりくりくり……。
 その度に、メイドの腰がくねった。ときに激しく前後に揺れる。
「ッッッ……!」
 メイドは必死に歯と歯をかみ合わせ、声を抑えた。
(私のアソコに……性感がほとばしっています……!)
 突かれると股間を貫く快美が起こる。指の腹で叩かれると、子宮まで甘美に揺すぶられている気分になった。指の腹を当てながら撫で回されると、激しく股間が浮いてしまう。
「コレ位の力加減が、好きみたいだな。ん?」
 問いかけ、股間の反応をしっかり見てくる。他の部分よりも過度に敏感で悦べる場所を、女泣かせの絶妙な所作で責められては、ポイントをずらすどころではない。なにせそこ全部が、弱点なのだ。しかも彼は、ひどく慎重。物足りないほど弱く刺激することはあっても、力加減を間違え、痛みを感じさせることは決してない。
(じょ、上手という他ありません……こんな真似をされては、ド底辺男子などとは、いい難くなりそうです…………はあ……はあ……このままではいけません……なんとか、対策を考えないと)
 性感でぼやける一方の頭をフル回転させようとする。しかし、無駄だった。
「オマンコの匂いが強くなってきた。だいぶ感じてるようだな。んじゃ、今度は直接舐めるとするか」
「ちょ、ちょくせつ……!」
「ああ、直接さ。舐めるだけじゃなく、チンポみたいに舌をずぼずぼさせるし、吸ってもやる。もちろん、お前の大好きなクリトリスも、引き続き撫でてやる」
「そんなっ……なんですか、そのいやらしい責めは。あなたは本当に学園生なのですか? まるで、性欲旺盛なスケベ中年ではありませんかッ」
 メイドは危機感に駆られて思わず叫ぶ。これまでのことを考えれば、どの愛撫も少なくとも、無難にこなすだろう。そうなれば、今まで以上の濃厚な性感を味わわされることになる。行き着く先は絶頂しかない。
「へへ。狼狽えてるな。自分がヤバイとわかってるらしい。いい顔してる。さっきまでの、お高い態度が崩れてるぞ。みっともなく目を白黒させ、慌ててやがるぜ」
「く……くっ……!」
 自分の醜態を強く意識させられて、思わず歯がみ。
 それがいけなかった。一瞬の隙を突き、S男は空いている手を伸ばした。一本の指を突き出し、唾液を染みこませたクロッチにひっかける。そのまま素早く横にずらす。
「ああっ……!」
 大きく下着をずらされ、秘部が露わになった。押し寄せてきたぬるい空気に、自分の昂ぶりを思い知らされながら、心地いい清涼感に反射的に吐息をこぼす。
(こんなことが、これほど心地よく思えるだなんて……私は、自分が思っている以上に興奮しているのですかっ)
 意識が他のことに向いている無防備な秘唇に、S男の視線が注がれる。
「これがお前のオマンコか。こいつはパイパンってやつだな。毛が綺麗に処理されて、まるで剥きタマゴだぜ。結構、肉がついてるんだな。ハッキリした丘になってら。充血して、少し開いて、キラキラした汁を垂らしているのは、オレの愛撫で感じたからだよな。クロッチをずらした途端、肌からただよう匂いが強くなったし。お前、かなり感じてるんじゃん」
「た、たわけたことを! 少し蒸れただけですっ」
 そっぽを向いて強く言う。本当は図星だが、まさか認めるわけにはいかない。自分は決して果てない。それどころか、あなた様の愛撫には少しも反応しないなどと断言したのだ。認めるイコール降伏宣言ではないか。
「男というものは、女を感じさせ、下劣な優越感に浸りたい哀れな生き物。あなた様も、そう思い込んで、精神的な安定と悦びを得たいのですね?」
「強がりにしか聞こえないなぁ。ほれ」
 むにりっ。
 頭の位置をゆっくり下げ、伸ばした舌を埋めてきた。膣口を少し入ったところで、そよがせる。
 れろれろ……れろれろれろれろ。
「うぅっ……!」
 大陰唇と小陰唇を巻き込んで、膣の浅瀬が揺すぶられる。これまでの愛撫で敏感になっていたせいで、濃密な性感が走った。勝手に腰が浮いた瞬間、S男は畳みかけてくる。頭を前後に振ってピストン。
 ずぼずぼっ……ずにゅっ、ずにゅっ……れろれろれろっ。
「あうっ……!」
 メイドが目を剥く。
(私のオマンコの浅いところが、S男の舌と擦れています……!)
 ただ抜き差しするだけでなく、舌をそよがせる念の入りようだった。浅瀬の愉悦は膣に拡散。子宮まで熱い快美に包まれて、新しい愛液がどんどん溢れる。
(いけません……声が抑えられなくなっています……このままされたらいずれ…………声を出すのだけは避けないと……もしも声を出したら、感じているのを白状するのと同じではないですかっ)
 甘いあえぎをかみ殺し、必死に口を閉じようとする。そこへ。
 ぶじゅぅっ! じゅずずずずずッッッ! れろれろれろぉぉぉ!
 男子の分厚い唇が、女の下の唇に容赦なく接吻。強く押しつけられたと思ったら、即座に吸い上げられた。舌は奥の方まで埋め込まれる。当たり前のようにそよぎ、愛液塗れの膣肉を力一杯揺すぶった。
「ううっ……うああっ……うあああぁぁぁああ!」
 性感が迸るのに合わせるように、意志の力をあっさり無視し、カラダが叫んでしまった。
(こんなのってあるんですかっ……!)
 心の中で恨み言がこぼれる。
(嫌いな男子の唇で、オマンコに思い切りキスされる圧迫感と退廃の感覚。吸われてかき回されて、膣ヒダが揺すられる振動感。種類の異なる性感を同時に味わわせるだなんて……なんて陰湿なッ)
 見下す余裕をすっかりなくしたメイドは、いいように弄ばれた。
 じゅずずず! ぬぷっ……ぬぷっ……ぬぷっ……レロレロレロッ……!
 忍耐力を瞬時に消し飛ばした責めを、まともに浴びせられる。
「うああっ……うひぃぃっ……ひぃぃぃぃッ……あひぃいいッ~~~!」
 責めるのに合わせて、叫び声を上げさせられる。
(こんなことって……声がぜんぜん抑えられません……大嫌いなS男にヤられているのに、無様によがってしまうのを、止められませんっ)
 狙いがあってくねらせていた腰には、もう意志の力が及ばなかった。与えられる刺激に反応する、ただのメス肉の塊に堕ちている。内側からは灼熱の性感がこみ上げていた。
(ああ、イクっ……イッてしまう……!)
 胸中で絶望のうめきを上げる。
(絶対にイカないと啖呵を切っておきながら……あれほど、たかをくくっておきながらイクなんて、みっともないにもほどがあります……けれど、自分の力では避けられないッ)
 悟って観念した瞬間、性感が倍加。抵抗の気持ちがなくなったことで、侮った男子の性のテクニックの影響をまともに受けてしまったメイドは、上り詰めてしまう。
(オマンコイクッ……!)
 膣内でオーガズムの快楽が炸裂。
「ああっ……あああああああ~~~!」
 最後にひとかけら残った抵抗の心が、体面を保つのに致命的な絶頂申告を言わせなかったものの、透き通った嬌声を張り上げてしまう。
 ビクンッ! ビクビクビクビクビクッッッ!
 腰を浮かせ、スカートをからげさせたときみたいな、下半身限定ブリッジスタイルになった。男子の顔が覆い被さる股間を、誰が見ても絶頂とわかるほど、けたたましく震えさせてしまう。しかも。
「うああ……ああああ……アアア~~~~~!」
 ブジュゥゥゥッ!
 Gスポットにも、それだけ刺激が行き渡っていたのか。膣口から数センチお腹側の泣き所をしつこく責められたあとみたいに、水鉄砲じみた噴水が上がった。
「お、これって潮吹きってやつか?」
 S男はすぐさま顔を引いた。下着のクロッチをしっかりずらしたまま、カラダごと少し下がる。
「見ろよお嬢様。お付きのメイドが、オレにクンニされて潮噴いてるぞ」
 メイドは真っ赤になって叫ぶ。
「ち、違いますっ……これは、違うのです! 私は決してイッてなどいません! こんな男に性的な敗北を喫し、無様に果てたわけではないのですッ!」
「純……はあ……はあ」
 メイドの必死の弁明に、お嬢様は答えない。ただ、赤い顔で息を荒らげ、じっと見つめている。
「お嬢様のものであるこの私が、よりによって、こんな性器しか取り柄のない男などに、イカされるなどありえないのですッ!」
 さらに主張するメイドに、S男が言う。
「へぇ。イッてないのかよ」
「なんですか、その小馬鹿にした顔は。当たり前です。私がイクなどありえません。それは最初に申し上げたではないですか。流石はド底辺男子様。記憶力もド底辺。忘れてしまったのですね」
「潮吹きした癖に、よく言い張れるな。こういう強情でお高くとまってる女を見てると、チンポがイライラするぜ。オマンコ舐めてた時からギンギンだし、嘘つきメイドマンコはもう出来上がってるし、もうヤっちまおうっと」
 体勢を整える。下着を指でずらしたまま起き上がり、メイドの股間の側に座る。正常位の格好を完成させると、片手でペニスを握り、穂先を淫裂に当てた。
「なっ! なにをなさるのですッ」
「嘘つきメイドマンコにぶちこむに決まってる。嘘つきメイドをオレのチンポで躾けるわけだ。正直者にしてやるから、覚悟しな」
「あなたみたいな下劣な者の汚らわしい性器など、受け入れませんっ!」
 怒鳴りつけて暴れる。しかし、無駄だった。
「よせよ。同意の上で手枷をつけたのを忘れたか? なにをされても絶対にイカない、みたいなことを断言したんだ。チンポ入れても構わないだろ? どうしてもイヤならやめてやってもいいが、それは降伏とみなすぜ。チンポに負けるのが怖くて、逃げ出したのと同じことだからな」
「ぐぅっ……自縄自縛ですか」
 メイドは観念したように大人しくなる。しかし、形相は凄絶だった。親の敵みたいに睨み付けてくる。
「ヤるならおヤりなさい。ただし、私は絶対に屈しませんからね!」
「へへ。そうこなくちゃ。そうだ。なぁ、お嬢様」
 S男が呼びかける。
「お嬢様の大事なメイドのオマンコをいただくけど、いいよな? 一応、断りを入れとくが」
「……構いませんわ……はあ……はあ……」
「お、お嬢様!」
 傷ついた顔をするメイドに、彼女は告げる。
「だって、S男さんの大きなおペニスで、純がしつけてもらう姿を見たいのですもの……はあ……はあ……おペニスに負け、メスのお顔をさらしてイキまくってしまう純……想像しただけで、ドライオーガズムしそうですわっ」
「そんな……!」
「勘違いしないで純。わたしはあなたが大好きよ。それは、これからも変わりませんわ。だからこそ、私の知らないあなたを見たいの。あなたのすべてを見たいのよ。わたし以外の方と交わり、最初は抵抗しても、最後には性欲に屈していやらしい姿になる……そんなあなたを見せてちょうだい」
 S男が口を挟む。
「わたし以外の方と交わりって……え、お嬢様とメイドは、レズカップル? ヤリまくりのセフレ関係?」
「その中間ですわ。日々のストレスを解消し、明日を健やかに迎えるために、カラダの交わりを繰り返しておりますけれど、恋愛感情は薄いですわね。お互いを思う気持ちは、友情めいています」
「それでも、頻繁に仲よくチュッチュしてるわけだ。うへぇ、どえらい秘密を知っちまったぞ! こんなの、世間にはとても言えない。名家のスキャンダルじゃねぇか」
「S男様……!」
 メイドが苛烈な目つきをする。
「お嬢様が口を滑らせてしまったこと、他言無用に願います。言いふらすようなことをなされば……」
「うおっ! 見られてるだけで命をとられそうだぜ。自分関係のことは、そこまで怒らなかったのに、お嬢様のこととなるとこれか。お前ほんと、お嬢様好きなんだな。そんなお前を本気で敵に回したくない。オレもお嬢様は好きだ。傷つける真似はしないよ」
「……どうやら、本気のご様子で……この場は信用いたします」
「サンキュ。んじゃ、続きだ。お嬢様大好きメイドマンコに、嫌いな男のチンポをぶちこむぞ」
「くぅ……お好きになさってください」
 喋ってる間も軽く押し当てられていたペニスの突端が、熱くてヌルヌルしている秘唇の奥に、じりじり埋め込まれる。
(お嬢様を慰労するときに使うディルド以外のものが入ってきます……)
 メイドが口元を引き結ぶ。
(改めてみると、やはり無駄に大きすぎるペニスですね……女の中に入る準備万端。フル勃起状態で、二十五センチはくだらない長さ。直径は五センチを超えています。気色が悪いほどきめ細かくてフレッシュな色の外見ですけど、それだけに、数筋の特に太い血管をいびつに走らせている様子のグロテスクなことと言ったら)
 ずぶずぶ……ずぶぶぶっ……。
(子作りをするわけでもないのに、こんなものを、うら若い女性に埋め込む神経はわかりません。男とは、なんて下劣な生き物でしょう)
 じゅぶぶぶ……じゅぶぅぅぅぅ……。
 S男が顔をほころばせる。
「オレってば、クラスメイトの生意気なメイドに、チンポ入れちゃってるよ!」
 感触を楽しむ心地でのろのろ挿入していく。
「やっぱり、若いオマンコはいいな。この熱さ、この締まり。いかにも思春期のものって感じだ。なんつーか、生命力に溢れてるって感じ? 鍛えてると締まりが違うらしいしな。大男も簡単にのしちまう強いメイドだもの。普通の女子と比べたら、締まりは格別なんだろうな。そんないいマンコに、チンポぶちこめるなんて、最高!」
「なんて下品なっ」
 メイドが吐き捨てるのも気持ちよかった。勃起がますます充血し、彼女の女の証を内側から広げる。
「その態度もいいよな。オレなんか大嫌い。けど、プライドで啖呵を切って、引くに引けなくなってる。それにつけ込んでるこのオレ。下品な優越感をくすぐられるから、さらに気持ちよくなる。まったく、プレミア満載のメイドマンコだぜ」
 ぐいっと腰を押しつける。
「お嬢様とヤりまくってるだけあって、処女膜はないみたいだ。けど、中間辺りと奥の方が、一段と締まる。これって、二段締めタイプだな。この抵抗感は、亀頭に実に気持ちよく響く。それを二回も味わわせてくれるなんて、オマンコまでメイドらしいな。ご奉仕の精神で、入ってきたチンポを気持ちよくもてなしてくれるというわけだ」
「なんて自分勝手な解釈でしょう。女をなんだと思っているのです。どうぞご勝手にほざいてください、ド底辺男子様…………うぅッ……!」
「おう。勝手にほざくよ。ほざくの気持ちいいもん。口で言って、耳で聞くと、脳がますますその気になって、快楽が増す。お、このコリコリした部分。子宮口だな。奥までついちまったか……あらよっ」
 しっかり穂先を押しつけ、体重を込めて腰を沈める。そうして、子宮を押し上げた。
 ズブゥッ!
「うぅ……うあああっ……!」
 メイドが裏返った声で呻く。S男の方は上機嫌だった。
「うへぇ。子宮に押し返されるこの反発。こいつも、チンポにすげぇクルな。芯まで痺れたぞ。精液昇ってきそう……けど、余っちまったか。根元の方が、メイドマンコに入りきれなかった。オレのが大きすぎたせいだから、仕方ないか」
 最後の方で残念そうな顔になる。メイドは目を白黒させた。
(この感じ……非常にマズイです……性感がすごくて、またイキそうです……)
 奥歯をかみしめ、カラダの中心からこみ上げる、甘い情動をやりすごそうとする。
(わたしの中、パツンパツンに伸ばされています……わたしのオマンコが、こんな男の汚い性器の形に変えられているだなんて……あぁ……お嬢様と私を繋げてくれるディルドよりも、ずっと太くて長くて、それに硬い……この熱さはなんなのです。やけどしそうではないですか……これも、ディルドにはないものですよ)
 全身を巡る性の甘美に、忙しくまつげがヒクつく。
(うぅ……性感がすごいです……ディルドを入れているときなど、比べものになりません……サイズの違いだけではないのでしょう……生身の男とひとつになっているために……人間の本懐である生殖を行える状況になっているために、本能が子作りに駆り立てているせいに違いありません……快楽を餌に、受精をうながしているのです……)
 大きくて逞しくて健康的なペニスを挿入されている女体は、歓喜するように昂ぶっている。奥まで入れられているだけだというのに、湧いて膨らむ官能の波動は、今にも破裂してしまいそう。
(入れられただけでイキそうだなんて……これまでの性行為で興奮させられていたとはいえ……一度、潮吹き絶頂をさせられて、カラダが敏感貪欲になっているとはいえ……みっともないにもほどがありますっ)
 眉間に皺を寄せ、脂汗を噴かせていると、S男があけすけに告げる。
「んじゃ、動くぞ。どんな風に動いて欲しい? お嬢様とのセックスで、自分が気持ちよくなる方法は知ってるよな? リクエストに応えてやるぜ」
「なんという思い上がりでしょう……誰がリクエストなどするものですかっ……そうやって、私の弱い部分を探ろうとしても無駄です。教えませんよ……はあ……はあ……ご勝手に」
「そうかい。なら、勝手にやるよ」
 S男はゆっくり腰を引く。
 じゅぶぶぅぅぅ……とろぉぉぉぉぉ……。
「うへぇ。チンポを抜くと、熱気むんむんのスケベ汁が溢れてきた。そういや、入れるときもたっぷり出てたな。お湯を張りまくった風呂に肩まで浸かったときみたいに。ナカはすげぇヌルヌルだし、オマンコから一杯出てる証拠だ。これでも、さっきはイッてないと言い切るんだから、ふてぶてしさに感心するよ……おっ、ナカに入ってたオレのチンポ。メイド汁でべちゃべちゃだ」
「妙な呼び方をしないでください。なんて品のない……ぅぅ」
「今にも二回目のオーガズムを迎えそうな顔してるのに、普段みたいに悪態をつくなんて、つくづく強情な奴だよお前は。でも、だからこそ落とし甲斐がある……ん……ここだここだ」
 入り口から少し進んだ周辺で、腰を引くのをやめる。今度は反対に、斜め上に押し込む。
 ゴリッ。
「ひぃぃぃぃぃ!」
 メイドが目を剥いた。全身は小刻みに震えている。
「い、今の激烈な性感は……まさかっ……そんな……まさかッ……!」
「まさかもなにもない。お察しの通り、Gスポットを押し込んだ。ココ、弱いんだよな。さっきは、ベロでちょっと刺激されただけだっていうのに、軽い潮吹きをしちまうほど、性的にダメになっちまった場所なんだ。チンポで本格的に愛撫されたら、どうなるかな」
 青ざめるメイド。
「だ、ダメですっ……そこは……そこだけはッ……!」
「おいおい、そんな風に言ったら、かなりの弱点というのが丸わかりだぞ。そんなにわかりやすく言ってくるということは、ひょっとして、期待してるのか? ツンデレって奴?」
「そんなわけありませんわっ」
「そりゃ残念。そんじゃ、リクエストされてないけど、責めさせてもらうよ……Gスポットって、肌触りが違うからわかりやすい。なんか、ここを刺激してくださいと、強調してるみたいだ。そこがエロい……んしょっ」
「ああ……圧迫感が増してきました……また、突かれてしまう……突き回されてしまいますのね……そうなったら……っ」
 S男は穂先をGスポットに押し当て、強く弱く突き始めた。
 ぬちょっ……ぬぷべちょ……ぬぷぷ……ぬぷぷっ……ぬぷッ、ぬべちゃっ……。
「んっ……んああっ……いやっ……こんな男の汚いものが……私の大事な部分にっ……」
 メイドの声がどんどん甘く艶めかしくなっていく。その身体は悦楽に小刻みに震える。強情な面差しはトロンと緩み、口の端から細い涎の筋が流れていた。
「おほっ……なんだこりゃ……反応よすぎ。十回もピストンしてないのに、すげぇ締め付けてくる……くぅっ、こりゃ、堪らない……放課後に備えて、今朝ヌキまくってなかったら、あっさり射精してたぞ。それ以前に、入れた瞬間に爆発してただろうけど」
 少しずつ速度を上げていく。
「おらおら、Gスポット気持ちいいだろ。うへへ。大好きなところをチンポで突きまくって、可愛い声を出させるのって、最高だな。発情したメスって感じの、その蕩け顔もいい。チンポの硬さも、チンポ責めするモチベーションも、上がりまくりだ。生殖本能が刺激されて、孕ませたい衝動に駆られる。お高くとまってる女をチンポでひぃひぃ言わせる、ゲスな優越感も至福だぜ」
「く、悔しい……こんなサイテーな男に、Gスポットを汚されるなんて……性感を味わわされるだなんて……!」
「ふむ。さっきから、Gスポットにやけにこだわってるけど、いったいどういうことなんだ?」
「あなたに教える義理はありません……あっ……あああッ……!」
 メイドは教えないが、お嬢様が言ってきた。
「S男さんがお察しのとおり、純はGスポットが大好きですの。わたしと純はしばしば、Gスポットでイカせ合っておりますのよ。ふたりとも、そこが特に感じる部分ですから」
「お嬢様っ……なにもそこまで教えなくても……!」
 令嬢は取り合わない。
「ねぇ、S男さん。純は、わたしにGスポットでイカせてもらえるのが、なにより大好きですの。正確に言えば、Gスポットで絶頂し、クジラになる姿を、わたしに見てもらうのがね」
「お嬢様ぁ……教えないでくださいませぇ……他人に潮吹きを見せたがる女など、変態ではないですか……お嬢様しか知らない性癖を、よりによってこんな男に……」
「泣かないで純。先ほども言いましたが、今もあなたは大好きよ。あなたのクジラ姿を見せたがる性癖は、相手がわたしだから。大好きな相手に、自分の汚らしい姿を見てもらい、それでも好きでいてもらいたいという、一種の愛情表現。尊重するからこその劣等感の表れ。それは理解しておりますの。だから、わたしも見たいのよ」
「お嬢様……?」
「あなたにとって大切で神聖なGスポットを、嫌う男性のおペニスで陥落させられ、本格的にお潮を吹いてしまうあなたの姿を……ですからS男さん。純をよろしくおねがいいたします」
「任せとけ……押し込まれてばかりじゃ飽きたろ。今度はズリズリ擦ってやる」
 腰の位置を調整。亀頭の側面全部を使い、二回り以上も小さい敏感スポットを研磨する。
「うっ……ああっ……うあああああ~~~~~!」
 堪らずあられもなく叫ぶメイド。
「おっ。さっきより反応いいな。尖った部分で押し込まれるより、平たいところで押し込まれつつ、擦られるのが好きらしい。これは非常に重大なことだ。記憶力が悪いと言われた馬鹿なこの頭で、そう言ったメイドを責めまくりながら、しっかり覚えないと。おらおら、気持ちいいならもっとよがりやがれ」
 調子づき、しつこく続ける。ときどき強さやリズムを変えた。そうして声がひときわ大きくなり、膣が嬉しそうに締め付ける方法を見つける。
「ふむ。二三回緩く擦り、その後、強めにするのがよさそうだな。どうだ、ん? これがいいんだろ?」
「ひぃぃぃっ! ひぃぃぃッ! だめっ……それ、ダメですッ……うあ……うああああ!」
 いやいやと首を振ってよがるメイド。トロンと落ちた目尻からは、大粒の涙がこぼれている。涙でぐしゃぐしゃになった赤ら顔で、あられもなく叫び続ける。
「なんなんです、これはぁっ! お嬢様と睦むときの穏やかな性感とはぜんぜん違いますっ……子宮と生殖本能を荒々しく揺すぶって、駆り立てるじゃないですかっ……!」
「我を忘れてるって様子だな。普段のコイツは、絶対にこんなこと言わない。本当はイッた癖にイッてないと言い張ったさっきみたいに、自分のことを正直に打ち明けるなんてしない。爽快だぜ。チンポで屈服させてる感に、ますますチンポが元気になる」
 絶頂させるつもりでねちっこく続けつつ、格下に命じる心地で言い放つ。
「おい、いつでもイッていいぞ。でも、イクときはイクって言えよな」
「は、はいっ……!」
 メイドはこくこく頷いた。
「おおっ! こいつが言うことを聞いたぞ。しかも、イクとすこぶるまずいから、今までなんとか誤魔化してたってのに、従順になってる。げへへ。チンポに響く気持ちよさだぜ。わけがわからなくなるほど、責め抜いたってことだからな。すなわち、オレの勝ちってわけだ。真っ向勝負じゃ絶対に敵わないこいつを敗北に追い込めて、すんげぇ気持ちいい。あ~、負かした女に中出しキメてぇ。この感じは、オレの生殖本能が、こいつに子供を産ませろって言ってるんだろうなぁ」
 そんなことを言いながらえんえんと腰を振っていると、メイドの性感が爆発した。
「い、イク……お嬢様との絆のGスポットが、他の男に責め抜かれて絶頂する……ごめんなさいお嬢様っ、S男のいやらしいチンポ責めで、Gスポットイキます!」
 絶頂申告した瞬間、先ほどを上回る勢いと量で、メイドは潮を吹く。
 ブシャァァァァァァア!
「あひいいいぃぃぃぃ~~~~~! また潮を噴いちゃってますぅッ! さっきみたいにイキながら、潮吹きしちゃってますぅッ!」
「わっはっは。やったぞ。お高くとまってたメイドが、オレのチンポに負けてまた潮吹きしてる。しかも、さっきよりも高いアーチを描いて、オレの胸板にぶち当ててやがる。まったく、無礼なメイドだぜ」
 言葉とは裏腹に機嫌よく笑う。敗北醜態の時間を長引かせようと、さらにしつこくGスポットを刺激する。
「だが、ちゃんとイクといったのは評価する。エロお仕置きで正直メイドに躾けるのは大成功。それが一番大事だから問題ない。胸板めがけて潮吹きというのも、勲章みたいなものだからな。強情なメイドを陥落させた記念というわけだ。そう思うと、ちょー気持ちよくなってきた」
「ハア……ハア…………あぁ……お嬢様と睦みあうときよりも、気持ちよくイッてしまいました……」
 絶頂に疲れて仰向けにつっぷすメイド。
「打倒したこのメイドに種付けしたい衝動が強くなってきたぞ」
 S男が呟く。胸の奥とペニスには、灼熱の欲望が渦巻いていた。
「普段のムラムラとは格が違う。我慢するのが辛すぎる、狂おしい情動だ。こんな心理は初めてだぞ。今まで意識したことないけど、オレも男だったんだなァ。女に種付けして種の存続を目指す。そんなサガを生まれながらに持つオスだったと言うべきか。それがこのメイドを、いつもより百倍位、可愛く見せている。今のコイツが世界一可愛く見える。種付けしたくて堪らない。よし、やろう」
 オーガズムを迎えたものらしく、子種を搾る収縮を繰り返すメイドの膣の奥まで挿入。ぬぷぷという、今まで以上に粘っこい水音を響かせながら、子宮口に亀頭の先を押し当てる。
「お。少しだが、これまでよりも、チンポが入らなくなってる。子宮が降りてきたんだな? オレに種付けされる気満々というわけだ。なんか、ますます種付けしたくなってきた。待ってろ、すぐにたっぷり出すからな。子宮全体で、ごくごく呑むんだぞ」
 メイドの動きが止まった。大好きなお嬢様とのセックスよりも気持ちいいなどと、これまでの自分とお嬢様のどちらも裏切ることを口走ったのは、エクスタシーの境地にいたせいなのだろうが、意識がはっきりしてきたらしい。信じられないという声音で言ってくる。
「今、なんとおっしゃいました? まるで、私と子作りの膣内射精するかのように聞こえましたが……」
「そう言ったんだが」
「しょ、正気ですか? 私たちはまだ学生。しかも、嫌い合う関係ではありませんかっ」
「少子化対策、晩婚化対策なんて騒いだり、『異性交遊授業』なんて、旧来の風習を否定する革新的なものを作ったりするんだ。世間的には、少なくても建前上は、学生だろうが子作りオッケーだろ。子供ができたら補助金をもらえるが、受給条件に年齢制限はない。これは国が決めたルール。国とはすなわち政府であり、国会。政府も国会も、国民が選挙で選んだ議員が中核。自分たちが選んだ代表が作った決まりを、選んだ当事者である世間が反対するのは論理的におかしい。ならやっぱり、問題ないんだ」
「な、なんなんですか……成績が悪い癖に、やたら難しいことを言い出して……」
「いや、徹夜で必死にセックスの教科書を読んでたら、そういう考えが浮かんでな。オレも妙な気分だ」
「うぅ……感情は納得しませんが……一理ない主張でもないので言い返せません……」
「あと、嫌い合う関係っていうが、こだわりはないんだよ。今のお前が、すげぇ可愛く見える。オレのナカのオスの本能が、種付けしろと命令してくるんだ」
「下劣な本能です……一時の感情で生まれた子供が不幸になるケースなど、たくさんありますよ……?」
「誰もがそうなるとは決まってないだろ。あ~、お前のオマンコの具合がいいから、焦れったくなってきた。チンポがイライラする。動くぞ」
「ま、待ってくださいっ。まだ話しは……あぁンッ」
 素早く力強くピストンされて、メイドが艶めかしくあえいだ。
「女は男と違って、一度イクとなかなか興奮が冷めない。何回もイッてるんだから、最初からピッチを上げてもいいだろ?」
「そんなことを言ってるのではありません……あっ、あっ……奥がズンズンって響きますぅっ」
「大丈夫みたいだな。オスが自分勝手に盛り上がってヤっても、女のマンコの反応はいまいち。でも、しっかり発情させた後なら、この通り、多少強引にやっても問題なし。あー、マンコしまって気持ちいい。子宮口が先っぽに吸い付いて、精子を搾り取りにかかってる。オレのチンポも、これまでのことですっかり出来上がってるから、感度抜群。オマンコのスケベ反応に、極楽気分ってなもんだ……うおっ、精液上がってきたっ」
「ああっ、あはあ、ンン……ピストンが早く力強くなってます……ああ、すごく硬くなってます……ビクンビクン震えてわたしのオマンコを揺すぶって、突き回してますっ」
 メイドは観念したように、両足を投げ出す。両手首を拘束された両腕を頭上に転がし、投げ出した両足をガニ股にし、全面的に受け入れるポーズになった。
「射精する気満々……孕ませ欲望に満ちたペニス……いいえ、そんな学術的な上品呼称などとてもできない、本能全開、子孫繁殖チンポが、わたしを種付けしにかかってますッ」
「お、大人しくなってきたな。全面降伏的なそのポーズ、すごくいい。下品な優越感がもりもり湧いて、性欲が燃え上がる。チンポがますます元気に気持ちよくなってきた」
「ああ……私ともあろう者がこんな醜態をさらすだなんて……はあ……はあ……でも、抵抗の意志を強く持てません……何回もイカされたので、本能が認めてしまっているせいですね……性欲旺盛。社会生活を営む女のなにもかもをはぎとり、生殖本能の権化のメスに堕とすのが上手なS男様を、自分よりも立場が上の存在だと、認定してしまっているに違いありません……だから、こんなにも反発の心が湧かないのです……それどころか、大人しくなすがままなのに、安堵と快感を覚えてしまう……」
 S男がラストスパートをかける。
「うわ、なんてしおらしいんだ。さっきまでの反抗的な態度が嘘のよう。うおっ、二段締めマンコが、ますます締めてきた。真ん中辺りと奥の二カ所。立て続けに先っぽをぶつけるの、すげぇチンポにクルっ。この具合のいいマンコに、ますます種付けしたくなるッ」
 夢中になって腰を振る。メイドの膣全体から熱汁が滲んでいるので、ペニスを行き来させる快楽は至高。ヌルヌルズブズブ言わせ、愛液を泡立たせている肉棒は、今にも射精しそうなほど、硬くいきり立っている。
「純、このまま出すぞ! 吸い付いて精子をねだってくる子宮口に、ぴったり押しつけ、先っぽからたんまり出す……生意気メイドを屈服させた優越感に逆らわず、無遠慮中出しをキメるからな! 自分をイカせたら、中出しオーケーと約束したんだ。文句ないよなッ!」
「んっ……あああっ……そんな公序良俗に反する約束など、一般論を言えば無効ですわ……けれど……んっ……わたしもすっかり発情してしまっています……あなたを妊娠させてくれるオスと本能的に認めてしまっている……逆らう気持ちなど湧きません……お好きになさって……あっ……あはぁン」
「それじゃ、遠慮なく中出しキメさせてもらう。忘れてないだろうな? キスもするぞ。キスしながら、勝利の種付け中出しをする……! あれだけ啖呵を切っておきながら、オレのチンポに負け、お嬢様との大切なGスポットを汚されたのを記念する……敗北のメモリアルキスをしながら中出しするからな……!」
 ピストンしながら覆い被さる。メイドをがっちり抱きしめつつ、唇を押しつけた。
「はむっ……むちゅぅっ……ぷはあっ……う、うおおおッ! これが若い女の……オレと同じ、思春期女子の唇かっ……柔らかくて熱くて、よがってきたから唾のなんともいい味が濃くて、実にキスのし甲斐があるッ……チンポぶちこんでなくても、キスするだけでイキそうな位、気持ちいいぞ……! はむっ、むちゅむちゅ、べろべろっ」
 唇を擦りつけ、好きなように上下の唇を挟んで吸い、舐め回す。それに飽き足たらず、顔を傾け、唇同士を密着させると、舌を入れた。
「んっ……賭けに勝ったのを盾に女性の唇を奪うなど……はむっ……ましてや、舌を入れるなど、度しがたい品性下劣……ああ、でも、S男様は別ですわ……ちゅむっ……れろれろ……わたしの本能を屈服させて、妊娠快楽願望の権化に堕とした巨根チンポ様の持ち主のキスは、誇らしくて気持ちいいです……優秀なオスの欲望のはけ口に選ばれた幸福で、もうすぐイッてしまいますッ」
 メイドは喜んで受け入れた。お互いの口の中で舌を絡め、唾液を混ぜ合い、のみ合う。
「一緒にイクぞ純っ。オレとキスして、子宮までチンポを埋められて、濃いのをどっぷり注がれながらイケ! お嬢様に仕えるときのメイド服を着てるのに、メイドの自覚を忘れ、ただのメスに堕ちながらイケ! 今までの前戯でグッツグツに滾って、濃縮されて、お前の卵子とひとつになりたがってうずうずしてる精子が億単位で満載のチンポ汁を、マンコ全体で呑みながらイケ! 負けメイドマンコらしく、勝ちチンポ精子をありがたく搾り取りながらアクメしろ!」
「ああンッ……なんて下劣で、女をモノ扱いする姿勢ですっ……下品です、サイテーです……でも、おっしゃる通りにイキます、S男様……いいえ、S男!」
「うおぃっ、恋人にするみたいなその呼び方はなんだよッ……言葉の内容とは裏腹に甘ったるくて媚び媚びのスケベボイスでそんな風に言われたら、種付け射精がますますはかどる! おおおおお、純!」
 S男は射精。愛液でぬかるむ膣の奥にしっかり押しつけ、さらにぐいぐい押し上げながら、卵子の部屋へと思い切り噴出。
 ドブゥゥゥゥゥゥゥ――――――――――! ドブンッ! ドブビュビュビュ~~~!
 蕩けた声で名前を呼んだメイドの奥へ、生殖本能と愛欲が満載の種汁注入。
「おあああっっっ、なんだこの射精感っ……自分の手でするときより遙かにいいっ……グチョ濡れ二段締めマンコに絞られながら、生殖本能射精するの最高っ! 気持ちいいよ純っ、可愛いぞ純っ、くぅ、手かせをつけてるのになんだか罪悪感を覚え始めたぞ……意地悪して悪かったな今外す……からのぉ、ぶちゅぅぅぅ! じゅぶぅぅぅぅ!」
 繋がりながら器用に手首の拘束を解くなり、キス再開。陥落させたクラスメイトメイドの口を吸う。そんなプリミティブな愛欲表現をしつつ、何度も何度も精液放出。これまでの性交で濃く臭く溜まっていたオスの熱汁を、卵子めがけてぶちまける。
「ああああぁぁぁああアアア――――――――! マーキングディープキスとオス本能全開射精でイクッ……あああっ、オマンコごと生殖メス本能を屈服させた強者チンポに、妊娠上等中出しされながらイッちゃいますッッッ!」
 メイドも絶頂。覆い被さるS男の背中に、自由になった両手を回す。ガニ股にしていた足で彼の腰を挟み込んだ。絶対に放さないという執着と独占欲丸出しホールドをしつつ、絶頂快楽ブリッジ。
「はああ……ああン……S男のおっきなチンポぉ……メイドマンコ完全打倒のご主人様チンポォ……健康的すぎる熱くて濃いご主人様精液が、子宮に溜まって膣に染みていきますぅ……ああ、本能にクル気持ちよさですゥ……お嬢様とのハートフル肉欲ディルドセックスでは味わえない、オスとメスの自然の摂理セックスが、これほど至福だったなんてぇ」
 全身の絶頂痙攣の勢いが弱まると、お嬢様が見ているのも忘れ、彼をご主人様認定。あれだけ否定していた彼との交わりも全面肯定。よろめき裏切りメイドは、こんなことまで言い出す。
「ありったけの精子を、わたしの子宮に送り込んで……むちゅ……ちゅぱ……じゅるるる……んふぅ……威勢よく啖呵を切っておきながら、みっともなくチンポに堕とされた、性的なことにだらしのないダメ牝メイドに、S男のご主人様汁を、ありったけ注ぎ込んで……んちゅ、むちゅっ……」
 命令されていないのにキスをし、ピンク色の綺麗な舌を絡めてくるメイドに、S男が野卑に含み笑い。
「げへへ。こんな密着体位で、しかも、イキ後の可愛い顔と声でおねだりされたら、断れないな。実に、生殖本能と性欲が刺激される。マンコにしても、催促する風に絞って吸い上げてくるし。そんな本気発情マンコに中出しするの、マジ最高。おら、キスしながらもっと出すぞ。こんなに具合のいいカラダは、ちゃんと確保しておく。他の男に興味を持たず、性的な欲求はオレとのセックスでだけ解消しようと考えるように躾けておく。そのためのマーキングキスファックだ……ぶちゅぅっ!」
 ズジュズジュ、ブビュゥゥゥ! ジュブジュブジュッブジュッブ、ドブビュゥゥ!
 自分もディープキス。彼女の口に唾液を流して呑ませ、同時に抱き返しながら、上下関係を本能に刻みつける 
「ぷはぁっ……ああ、出る出る。溜めた後の大放出とは言え、出が違えば、快楽も違う。やっぱり、かわいげのないBBAより、メス堕ちさせた若いクラスメイトだぜ。お嬢様から寝取ったみたいな下品な優越感もあるしな……むぢゅぅっ……べろべろ……じゅるぅぅっ……おらっ、こうして欲しかったんだろ? ご主人様が願いを叶えてやったんだ。ちゃんとお礼を言えよ、この牝メイドっ」
「ああン……もうしわけありませんご主人様ぁ……マーキングキスファック中出し、ありがとうございましたァ……メスメイドは光栄ですぅ……んぷ……ちゅ、ちゅ……これでいい、S男ぉ……あンっ、S男のご主人様チンポ、オマンコにまた中出ししてますゥ……最初のときみたいに、子宮を揺さぶる勢いでした……私のお礼の言葉を聞いて、また興奮したのですね……一体感を覚えて嬉し気持ちいいです……」
 うっとり呟くメイド。そんな彼女の様子に、お嬢様は生唾を飲む。
「ああ……純が……大切なメイドが、S男さんに寝取られてしまいましたわ……あの子の優先順位が変動し、S男さんがわたしの上に来ているに違いありません……はあ……わたしの知らない純を見たくて、寝取るようにけしかけたのだから、自業自得ですけれど……見たことのない純の痴態を目の当たりにできたのはよかったのですけれど……ああ……この気持ちは……」
 ふらふらS男の側へ行く。
 
(続きます)

お疲れ様でした。
読んでくださりありがとうございます。
続きは近日アップします。


●CMその1●
ツイッターでそのときのラフをDLできるようにしています。
ここでいうラフとは、書いた分という意味です。
推敲していなかったり、キリのいいところでなかったりします。

続きのラフのアップは今日明日中に行う予定です。
よろしければどうぞ。

ツイッターのURLはこちらです。
https://twitter.com/kimoriya2






●CMその2●





現在、19の過去作のお値段がなんと、10円です。
詳しくはこちら(このブログの他のページです)をご覧ください。
よろしければご利用ください。
下のバナーから作品の一覧ページへ行けます。

また、上述のキャンペーンとは無関係ですが、
私は商業作品も書いており、電子書籍になっております。
興味をお持ちになった折には、お好きなお店にて、
「木森山水道」で検索していただけたら幸いです。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

同人誌、同人ゲーム、同人ソフトのダウンロードショップ - DLsite.com

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: タイトルなし

>ハーレムスキー 様

コメントありがとうございました。

>台詞
女の子が性器や精力やセックスを褒めるようなことを言うのは、
いいものですよね。

以前いただいたご意見ご感想も踏まえつつ、
これからのお話の中では、
そのような台詞をなるべく多くしようと思います。
上手く表現できるかわかりませんが頑張ります。

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)