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お嬢様との棚ぼたエッチで人生逆転(SS・第一回)

いつもありがとうございます。
新しいSSです。
よかったらどうぞ。

●タイトル●
「お嬢様との棚ぼたエッチで人生逆転」

●内容●
 架空の国「ニホン」が舞台。
 お嬢様とエッチさせてもらえたのをきっかけに、
 底辺男子校生の人生が逆転する……!?

●目次●*Hありの回には「♀」がついています。
 第一回 ダメだからこそチャンスが来た
♀第二回 ハンドセックスのチャンスが来た(前編)
♀第二回 ハンドセックスのチャンスが来た(後編)
♀第三回 メス穴セックスのチャンスが来た 前編
♀第三回 メス穴セックスのチャンスが来た 後編
♀最終回 人生逆転学園ハーレムエッチ

●主な登場人物●
◆S男(えすお)
 能力もルックスも低い男子校生。
 現金な性格。

◆染井 桜(そめい さくら)
 才色兼備のお嬢様。エッチは好きな方。

◆胸平 純(むねひら じゅん)
 桜のクラスメイトでお付きの女子。毒舌家。

●その他いろいろ●
・本作は短編です。
・種類はエロラノベ。
・後日、投稿サイトにもアップします。

●本文●*文庫本で10P位の分量です。

第一回 ダメだからこそチャンスが来た

 きーんこーんかーんこーん。
 夏の初めの乾いた空に、始業のベルが鳴り響く。
 K学園で午後の授業が始まったのだ。
「授業を始めます。好きな人と組み次第、異性交遊を始めてください」
 中年女教師のうんざりした声が教室に響く。
 男女同数の三十人学級。その生徒達が動き出す。
「うへへ……百合ちゃん、今日はおれとヤろうぜ」
「松野くん、私達とシようよ」
「アーシらのグループとそっちのグループでスワッピングしちゃわない?」
 男子も女子も楽しそうにペア、あるいはグループを作っていく。
「クソっ。なにが異性交遊授業だよ。こんなのを考えた奴はろくでなしだ」
 S男は窓際の最後尾で顔をしかめる。石ころのように皆の眼中にない彼はさらに毒づく。
「少子化対策だか、晩婚化対策だか知らないが、解決策として授業で異性交友を勉強させる? 実習を行い経験値を上げる? 馬鹿らしい。体育の授業……文化祭のフォークダンス……そんなときですら異性に嫌がられ、ペアを作れず、同性と組まされる奴がいることを……最悪、エアクラスメイトとやらなくちゃならなくなるぼっちがいることを、まったく考えていやがらない。まぁ、そんな輩だからそういうことを決める立場にいるんだろうが」
 吐き捨てる間も事態は進行。相手を決めた者達は早速、本格的な勉強に入る。
「おほっ、薊よぉ……お前、また胸がデカくなってね?」
 ペアを組んだ女子の背後に回り、パンパンに伸びたブラウスの巨乳を鷲づかみにしながら、男子はだらしなく笑う。
「ちゅっ……んふ……彼女が他の男子とキスしてる前で、彼氏の唇を奪うの気持ちいい~」
 目が大きめの快活そうな女子が、なかなか積極的になれない男子の頭を抑え、一方的にキスをする。その側では、日焼け肌の遊び人。足を広げて座る男子の股間にもぐっていた。
「あはっ。唐松ってば相変わらずおっきい……はぁむ……んちゅっ」
 慣れた手つきでチャックを下ろし、引っ張り出したペニスをぱくり。上目遣いで微笑しながら、女子高生の柔らかい口内で同年代の肉棒を転がし、どんどん勃起させていく。
「うぐぐ……男女で組んだらその場でセックスしろというこんな授業、いったいなんなんだ。オレみたいに彼女いない歴イコール歳という男には、マジで地獄だぞ」
 歯ぎしりするS男。たとえばAVは、赤の他人同士のそういうことを鑑賞して楽しむものだが、クラスメイト同士のものなど、興奮するどころではない。自分がひとりぼっちで誰にも見向きされない事実を痛感させられるからだ。こんなに惨めなことはない。
「はぁ……S男くん、またあぶれちゃったの。仕方ない子ねぇ」
 見えない壁の中に閉じ込められている気分でいる男子校生の前に来て、面倒臭そうに言ったのは、授業開始を告げた女教師。
「何度も言っているけれど、積極的に女子に話しかけなさい。社会に出たらどうする気? 通用しないわよ? 先生を煩わせないでちょうだい。こんな子がいるから、この授業は憂鬱なのよ」
 嫌悪も露わなお説教。相手が教師だけに、率直に言い返すわけにはいかない。表面上は「すみません」と返し、申し訳ない様子を装いつつ、胸中で叫ぶ。
(そっちも嫌だろうが、こっちはもっと不快だぞ!)
 人生に疲れた四十代。そんな陰気な顔つきで、左手の薬指に指輪のひとつも嵌めていない。説教臭く、週末には意地悪な課題をわんさか出す。それでいて、若い独身教師には妙に高い声で接する。だからこそ、男子からも女子からも嫌われている担当教師は、男子の本音など少しも知らない。自分の不運ばかりを嘆く証に、眉間に深い皺を作りながら、衣服に手をかけた。
(こんな可愛げゼロの売れ残りBBAの相手を、今日もしなくちゃならないのかよ!)
 あぶれた人間は教師と組む。他の授業で行われている慣習は、ここでも適用されるのだ。異性交遊の経験を積ませるのが目的の授業だけに、ひとりが複数人と組むケースが認められていた。それ故に、男女同数のクラスであっても、こうして余りが出る。
「せめて、可愛い男の子だったらねぇ……こんな魅力ゼロの子となんて……」
 本人は気付いているのかいないのか。教師はノースリーブの上着を脱ぎつつ、溜息と一緒に本音を漏らす。
(特大ブーメランだぞ、あんた……けどクソッ……言ってやれたらさぞスカッとするだろうが、相手が教師というのを抜きにしても、とても言い返せない。なにせオレは、その通りの男だからな)
 S男は勉強も運動も下の下の劣等生。世の中すべてを恨んでいるような剣呑な顔にぼさぼさ髪。おまけに皺だらけの夏服を着ている。ルックスも劣悪な男子なのだ。
 それは自覚している。自業自得と言えばそうなのだが、だからといって、クラスぐるみでの鼻つまみ者扱いを受け入れられるものではない。教師が嫌な顔をしているのを大目に見る気持ちなど、爪の先ほどだって湧くわけがない。他人が悪いと思っていれば、多少は慰めになるものだし。
(いつものこととはいえ、なんてこった。こなさないと単位をもらえないから、仮病かなにかでサボるわけにはいかない……オレ、マジで吐きそう……)
 鉛のように重い身体を無理矢理動かし、不可避の不幸を受け止めるための準備に入る。
 そのときだった。
「あの、S男さん……よろしければ、わたしと組んでくださりません?」
 鈴を転がしたような声に誘われた。現状否定の気持ちが高じ、幻聴が聞こえるようになったのかと疑いながら、そちらを向く。
「え……!」
 上品で柔和な顔つき。長い黒髪が印象的なニホン美人。ほどよく実ったバストに抜群のスタイルという、育ちのよさそうな女子が、目の前で自分を見ているではないか。
「そ、染井桜さん……!」
「はい」
 思わず名を呼ぶと、彼女は花が咲いたように笑った。
「まさか……染井さんがS男くんとペアを組むと言うの?」
 信じられないという顔で教師が確認する。
「ペアではなく、三人グループです。当然、メイドである私も加わりますから」
 斜め後ろで凛と佇むショートヘアの女子が答える。こちらは気の強そうな面差しだが、落ち着いた雰囲気の美人だった。
「いえ……そういう意味ではなくて……」
 女教師の呟きに、短髪女子が頷く。
「お気持ちはお察しします。私も同感ですね。県下有数の大企業のご息女にして、才色兼備の体現者である桜お嬢様が、こんなド底辺ぼっち男子にお声をかけるだけでも、奇跡としか言いようがありません。しかも、異性交遊などというたわけた授業のパートナーに選ぶなど」
「まさにその通りだが、ほんと口の悪いヤツだな、胸平純」
「気やすく名を呼ばれては困ります。私とあなたは赤の他人。こうして言葉を交わすことすら、本来はありえなかったこと。その辺を自覚し、どうぞご謙虚に」
「あ、そ」
 無表情でスラスラ言ってくる女子は、取りあえず無視。お嬢様に話しかける。
「ほんとに染井さんがオレと組んでくれるの?」
「はい。あなたさえよろしければ」
「……もしかして、オレのこと好き? だから組んでくれる?」
 他に理由を考えつかずに訊ねる。彼女は案外ハッキリ首を横に振った。
「いいえ。組ませていただく動機は、ノブレスオブリージュですわ。他の方よりも恵まれた者として、いつもひとり寂しく、そして世の中すべてを憎んでいるかのようなあなたに手をさしのべるのは、当然のこと」
「……要するに、慈善事業というわけか」
 メイドが口を挟む。
「当たり前です。世の中は広いもの。男子校生カーストの奈落の定住者である、あなたを好むという方は、もしかしたらいるかも知れません。しかし、お嬢様は違います。極めて真っ当な感性の持ち主。そんなマニアではありません……とはいえ」
「くっ、正論だ…………とはいえってなんだよ」
「あなたも一応は人間。そのような施しを侮辱と理解し、反骨の気持ちを覚える可能性がなきにしもあらず……どうするのです?」
 問われた内容は、同情の申し出を受けるか受けないかということだろう。S男は即答する。
「もちろん、ありがたく承諾させてもらう。施し上等! こんな上玉とヤれるのなら、プライドなんて捨ててやんよ! 非モテ男の優先順位を見誤ってもらっちゃ困る」
「あー、そうですか。プライドよりも性欲を取るとは、見た目に違わぬゲスさですね」
 メイドは路上の嘔吐跡でも見るような目をする。
 状況を見ていた男子達が騒ぎ出す。
「ちょっ、染井さん! そんな奴でいいならおれと組んでよっ」
「いいや、俺を選んでくれ。きっと満足させるぜ」
 既に組んでいた女子が面白くない顔をしているにもかかわらず、必死にアピール。
「きみのその心は尊いが、そんな男と交わって汚れることはないよ。いつものように、ぼくらと楽しくやろうじゃないか」
 クラスどころか学園一と名高いハンサムこと池面も、名乗りを上げる。彼は数人の女子を独占している女たらしでもあり、お嬢様とメイドも普段はそこに属していた。
「ごめんなさい。S男さんは、前から気になっておりましたの。あまりに哀れで……お受けいただいたことですし、今日はこちらでやらせていただきますわ。池面さんと違い、いつもひとりのS男さんと」
「……そうかい。決心は固そうだね。でも、どうしても嫌なときは戻っておいで」
 ハンサムは自尊心を傷つけられた顔で引き下がるが、怨念の籠もった目つきでS男を一瞥。しかし、それも一瞬だった。取り巻きの女子に柔らかく微笑み、空いているスペースに歩いて行く。
「ダメ人間でいるのも捨てたもんじゃない。損ばかりの毎日だが、こんな得をする日が来るなんて。くくく……こんな美人が、イケメンを振ってまでオレとヤりたいだなんて……ゲスな優越感で超キモチイー。射精しそうだぜ」
「あなた個人に好意を抱いてのことではありません。立場に同情してのことだというのを、お忘れなく。こんな機会はもうないでしょうから、調子づくのも結構ですが、お嬢様の意志に反することをしたときは、私の鉄槌がくだるとご理解ください」
 メイドは、誰も座っていない側の椅子をひょいと持ち上げた。金属製の脚の両端を掴み、ふんっと短く気合いの声。脚をひねって輪を作る。
「げっ」
 彼女はそれをよこしてきた。直してみろというジェスチャー。気圧されて試みるが、真っ赤な顔で力んでも、ちょっとずつしか戻せない。
「肝に銘じておく……いえ、おきます」
 筋骨隆々どころか、触れたら折れてしまいそうな位に華奢な彼女に畏怖の眼差しで返答する。
「えーと……それじゃ、気を取り直して……場所を変えよう、染井さん。皆が見てる。こんな状況じゃ、とてもヤれないよ」
 それぞれのパートナーと交わりつつも、男子達は嫉妬と憎悪をぶつけてきている。折角の至福の時間。こんな針のむしろで過ごしたくはない。
「先生、レポートを提出すれば教室外で活動していいんですよね。そうしますから、許可をください」
 嫌いな教師と口をきいてもなんとも思わなかった。なんなら、キスしてもいい。降って湧いた幸運にそれほど舞い上がっている男子が言うと、彼女は許可する。ほっとした様子だった。嫌なことを上手く押しつけられてラッキー、と。
「どちらに?」
「人目を気にして移動するんだ。もちろん、人気のないところへさ」
 メイドの問いかけに意味深に答えるS男だった。

(続きます)

お疲れ様でした。
読んでくださりありがとうございます。

●目次●*Hありの回には「♀」がついています。
 第一回 ダメだからこそチャンスが来た
♀第二回 ハンドセックスのチャンスが来た(前編)
♀第二回 ハンドセックスのチャンスが来た(後編)
♀第三回 メス穴セックスのチャンスが来た 前編
♀第三回 メス穴セックスのチャンスが来た 後編



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コメント

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(ネトラレスキー改め)ハーレムスキー様へのお返事です

>(ネトラレスキー改め)ハーレムスキー 様

どうもお久しぶりです。
いろいろありがとうございました。

>ドSな主人公のハーレム展開、超期待して待ってます!
 頑張ります。
 ご期待のシチュは作品の終盤になります。

 ハーレムはともかくドSというと、
 以前のコメントで教えてもらったご嗜好を踏まえますと

 主人公「ちょっと愛撫しただけなのに、こんなに濡れてるなんてな」
 お嬢様「(//∇//」
 主人公「澄ました顔して、とんだ淫乱お嬢様だぜ」
 お嬢様「えぇ。あなたの前では、わたくしは淫乱令嬢ですの。だから……」
 主人公「なんだ。いいたいことがあるならはっきり言えよ」
 お嬢様「い、淫乱令嬢オマ○コを、あなたの硬くて太いので貫いて……」
 主人公「ふん。そんなお上品なおねだりじゃ、叶えてやれないな」
 お嬢様「そんな……恥を忍んで欲望を告白しましたのに……」
 主人公「淫乱お嬢様らしく下品に腰を振って、オレをその気にさせてみろよ」
 お嬢様「大企業の息女であるわたくしがそんなことを……?」
 主人公「快楽のためにプライドを捨てたとわかる、無様なガニ股ポーズでだ」
 お嬢様「うぅ……承知いたしましたわ……」
    「あぁ、お願いです……淫乱令嬢オマ○コを犯してくださいまし」
    「もう、我慢できませんわ。あなたのが欲しくて、気が狂いそうですの」
    (ガニ股の股間をカクカク突き出す)
 主人公「そこまで頼まれちゃ、仕方ないな。ありがたく思えよ」

 こんな感じでいいでしょうか。
 主人公の性格が第一回と違うじゃねーかと思われるかも知れませんが、
 ヤったことなどで自信をつけて調子に乗ってるという具合です。
 ご意見がありましたら、お寄せいただけると幸いです。

 作品は2~3週間後には完結してると思います。
 遅くて済みませんが、よろしくお願いします。

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ハーレムスキー様へのお返事です。

>ハーレムスキー 様
率直なコメントどうもありがとうございました。

>素晴らしいです!(中略)命令がしたい!
 気に入ってもらえてほっとしました。
 そういう感じに書いてみます。

>あとは(中略)嬉しいです。
 書いてみますね。

>そして今後~。
 恐れ入ります。
 残念ながら今のところ出版の予定はありません。
 ですが、リクエストの内容は書いてみたいテーマですし
 現在の仕事が終わったら企画書を作り、
 取引先にご提案させてもらおうと思います。

 ただ、他の先生方もそうでしょうが、
 企画書が通らないケースの方が多いです。
 この辺のことを、
 悪しからずご了承くださいますでしょうか。

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ハーレムスキー様へのお返事です。

>ハーレムスキー 様

コメントありがとうございました。

ご感想を詳しく教えてもらえるのは、とても嬉しいです。
楽しんでもらえた、褒められたという意味だけでなく、
「そういうのが喜ばれるのか」とわかるからです。

ご購読くださったお客様に喜んでもらうのを
心がけていますから、「こういうのがよかった」
と教えてもらえば、
自信をもってまたそういう風に書けます。

どう書くべきかということで、
年中悶絶していますから、
それが非常にありがたい。

いつも期待に応えられるとは限りませんし、
リクエストを取り入れた作品も、
筆力の問題でお楽しみいただけるかわかりませんが、
思ったことがありましたら、
また教えてもらえたら幸いです。

それでは、長々と失礼しました。
今回いただいたご意見も意識しながら、
SSを執筆しようと思います。

ただ、すみません。
SSの次回更新までもう1週間位かかりそうです。
お待たせして申し訳ありません。

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